「因果応報は、本当に返ってくるの?」
「自分を傷つけたあの人に、いつ報いはあるの?」
「許せない気持ちを手放したい」
因果応報の報いがあるか知りたい方は、想像以上にいます。
自分は深く傷つけられたのだから、その相手がその後どうなるのか、気になるのは無理もありません。
そこで、因果応報の仕組みを知っておくと、その相手が今後どうなるのかが見えてきます。
それだけでなく、相手への怒りとの向き合い方を知ることが、前向きに生きるためには欠かせません。
そこでこの記事では、次の3つを紹介します。
- 因果応報の仕組み
- 実際に返ってきた実例
- 前向きに変えるための対策
読み終えるころには、因果応報の仕組みと、許せない相手への対処法がわかります。
ぜひ最後までお読みください。
なお、因果応報が訪れるのは相手だけとは限りません。
自分がした悪い行いも変えってくる場合があります。
なかには「知らないうちに誰かを傷つけていたら、自分にも返ってくるのでは?」と、不安を感じている方もいるでしょう。
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因果応報の恐ろしさとは?自分に返ってくる仕組みをわかりやすく解説

因果応報は目に見えないだけで、静かに動いているものです。
その仕組みから見ていきましょう。
ここでは、次の3つを解説します。
- 因果応報とは何か
- いつ・どこから返ってくるのか
- 恐ろしく感じてしまう理由
まずは基礎知識を理解しておきましょう。
1.因果応報とは
因果応報とは、自分の行いがいつか自分に返ってくるという考え方です。
もともとは仏教の言葉で、「因(行い)」が「果(結果)」を生むという教えに由来します。
日本でも古くからことわざのように使われてきました。
悪いことをした人が幸せそうに見えても、それはまだ結果が現れていない場合があります。
そのイメージが近いのが、「バタフライ・エフェクト」という言葉です。
ブラジルで舞う一羽のチョウの羽ばたきが、めぐりめぐってテキサスで竜巻を起こすたとえを表しています。
ほんの小さな行いでも、思いもよらないところで思いもよらない形の結果になる点は、因果応報も同じです。
今は何事もないように見えても、まいた種は確実に実っています。
なお、関連記事「人を苦しめた人が自分に返ってくる仕組みとは?許せない気持ちが軽くなる4つの対処法も解説」では、因果応報の仕組みを解説しています。
違う視点で詳細を知りたい方は、あわせてお読みください。
2.いつ・どこから返ってくるのか
因果応報が返ってくるタイミングは決まっておらず、すぐに現れるとは限りません。
何年もたってから返ってくることもあれば、思いもよらない相手から返ってくることもあります。
今、相手が何事もなく過ごしているように見えても、それは返ってきていないという意味ではありません。
まだ、そのときが来ていないだけです。
いつ、どこから返ってくるのかは、誰にもわかりません。
しかし、いずれ必ず返ってくるので注意が必要です。
3.恐ろしく感じる理由とは
因果応報が恐ろしいのは、知らないうちに自分にまで返ってくることです。
たとえば、車が一台も通っていない道でも、赤信号なら決して渡らないと決めている人がいます。
その理由は次の3つです。
- 歩きで信号を無視する癖が、自転車の運転にも出てしまう
- ほかでもルールを破る癖が身についてしまう
- 誰かに見られているかもしれない
悪い癖は自分では気づかないうちに身につき、気づいたときには、やめられなくなっていきます。
因果応報が恐ろしいと言われるのは、こうして知らないうちに、自分で自分の首を絞めてしまうことによるものです。
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因果応報の恐ろしさとは?実際に返ってきた実例3選をわかりやすく紹介

因果応報は本当に起こるのか、気になる方も多いはずです。
ここでは、実際に返ってきた3つの例を紹介します。
- 忘れたころに返ってきたパターン
- 意外な相手から返ってきたケース
- 良からぬ魂胆がそのままわが身に返ってきた場面
どれも身近に起こりうる出来事なので、参考にしてみてください。
1.忘れたころに返ってきたパターン
因果応報は、すぐに現れるとは限りません。
忘れたころに、ふと返ってくることがあります。
たとえば、こんな話があります。
雨の日、Bさんは会社に置いていた傘を、同僚のAさんに持ち帰られてしまいました。
Aさんは自分のものと思い込み、確かめずに持って帰ってしまったのです。
おかげでBさんは、その日ずぶ濡れで帰るはめになりました。
Aさんが間違いに気づいたのは、帰宅してからでした。
翌日、Aさんはその傘を会社の傘立てに戻したそうです。
それから3か月後の雨の日のことです。
今度はAさんの傘が、傘立てからなくなっていました。
結局その日は、Aさんは濡れて帰るしかなかったそうです。
翌日、Aさんの傘は何事もなかったように戻っていました。
Bさんが何かをしたわけではありません。
しかし、Aさんはまったく同じ思いを味わうことになったのです。
今は何も起こっていなくても、それは終わったという意味ではありません。
2.意外な相手から返ってきたケース
因果応報は、必ずしも本人から返ってくるとは限りません。
まったく関係のない相手から返ってくることもあります。
たとえばCさんは、ずっとほしかった漫画の最終巻を、ほかのお客さんより先に手に入れました。
目の前で伸びてきた手をよけるようにして、最後の1冊をつかんだそうです。
ところが後日、「仕事の終わりはこれがあるから頑張れる!」と楽しみにしていたプリンが、家に帰ると冷蔵庫から消えていました。
奥さんが、最後の1個を食べてしまったのです。
最後の漫画1冊を横取りしたCさんが、今度は最後の1個のプリンを奪われた側になったわけです。
このように、因果応報は本人から返ってくるとは限りません。
まったく別の人を通して、思いもよらない形で返ってくるのです。
3.良からぬ魂胆がそのままわが身に返ってきた場面
下心のある行いは、そのままの形で返ってきます。
表向きは仕方のない事情に見えても、そこに自分の得を優先する気持ちがあれば、その気持ちのまま返ってきます。
これは、営業のDさんの話です。
翌日10時にEさんとの商談を控えていたところ、Fさんというもっと大きな取引の話が舞い込みました。
Dさんは「売上の大きいFさんを優先すべきだ」と考え、Eさんに時間の変更を頼みます。
こうした約束の変更を、Dさんは何度もくり返していました。
ところが、しばらくして立場が逆になります。
自分から商談を申し込んでも、相手のほうから日程変更を頼まれることが増えてしまったのです。
自分の都合を優先した分だけ、同じことが自分に返ってきます。
相手とうまくやっているように見えても、その行いはきちんと本人のもとへ戻ってきてしまうのです。
ちなみに、関連記事「人を傷つけた人にやってくる因果応報の実話3選!自分に返ってくる仕組みも解説」では、因果応報の実話の事例を紹介しています。
他の事例を知りたい方は、あわせてお読みください。
因果応報の恐ろしさを願う前に!怒りを手放す3つの対策をわかりやすく解説

相手にされたことが頭から離れないときも、対処法しだいで気持ちは切り替えられます。
ここでは、次の3つの方法を紹介します。
- 今の自分の気持ちを認める
- 怒りを紙に書き出す
- 自分の幸せにフォーカスする
どれもすぐ始められるので、ぜひ試してみてください。
1.今の自分の気持ちを認める
自分を傷つけた相手に因果応報が起きればいいと思ったときは、その気持ちを認めましょう。
怒りを無理に消そうとせず、相手を許せない自分を責めないでください。
たとえば、上司からパワハラを受けたとします。
家に帰っても、思い出しては腹が立ち、「あの上司には報いを受けてほしい!」と願ってしまうのは誰しもあるものです。
そんなときこそ、「そうだよね、それくらい傷つけられたよね。無理もないよ」と自分にやさしく声をかけてみてください。
自分の気持ちを認めるとは、つまり自分で自分に共感して話しを聞いてあげることです。
人は誰しも、自分の気持ちをわかってほしい生き物です。
ただ、他人はいつでも話を聴いてくれるとは限りませんし、同調してくれるとも限りません。
一方、自分だけはいつでも自分の味方でいられるので、自分を認めていきましょう。
2.怒りを紙に書き出す
許せない怒りは、頭の中で抱え込まず紙に書き出しましょう。
ぐるぐる考えていると、嫌な出来事を何度も思い出してしまいます。
そこで気持ちを紙に書き出すと、感情を自分の外に追い出せます。
毒ガスが身体から抜けていくように、心がスッキリするのです。
書く時は強い筆圧のまま、思いつくままに書いて構いません。
目的はストレスを吐き出すことなので、丁寧な字である必要はありません。
誰かに見せるものではないため、次のように汚い言葉も遠慮なく使いましょう。
- ふざけるな!
- バカじゃないの!
- ぶっ飛ばす!
一度で気持ちが晴れないときは、怒りがこみ上げるたびに繰り返しましょう。
書くのを習慣にするほど、感情に振り回される時間が少しずつ短くなっていきます。
ちなみに、関連記事「人を見下す人の因果応報とは?末路5選と巻き込まれないための対処法を徹底解説」では、因果応報に巻き込まれないための対処法を紹介します。
他の対処法を知りたい方は、あわせてお読みください。
3.自分の幸せにフォーカスする
人を許せないときこそ、自分の幸せに目を向けましょう。
誰かに満たしてもらうのではなく、自分で自分の心を満たすのです。
人を許せずに苦しいときは、「本当は大事にしてほしかった」という気持ちが隠れている場合があります。
その満たされなさを、他人ではなく自分で埋めていきましょう。
そのためには、息抜きやストレス解消になることから始めてみてください。
心が満たされるものなら何でも構いません。
お金をかけたくない方には、次のようなものがおすすめです。
- 読書
- 料理
- 筋トレ
- 散歩
- YouTube
- BGM鑑賞
- 登山
料理が趣味でないなら、その時間に好きなBGMを聴くだけでも大丈夫です。
自分が心地よくなれることを選びましょう。
自分で自分を満たせるようになると、相手の存在は少しずつ小さくなっていきます。
ただし、しばらくすると、また同じ相手を思い出してモヤモヤしてしまう人もいるでしょう。
それを防ぎたい方は、自分の思考の癖を見直す必要があります。
そこで、おすすめは「ムネの思考の学校・体験講座」です。
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因果応報の恐ろしさについて気をつけたい3つのポイントをわかりやすく解説

因果応報について考えるとき、気をつけたい点がいくつかあります。
とくに大切なのは、次の3つです。
- 相手が必ず幸せとは限らない
- 仕返しを考えず距離を置く
- 誰かに同じ苦しみを与えていないか省みる
それぞれ見ていきましょう。
1.相手が必ず幸せとは限らない
因果応報を受けるべきだと思っている相手が、「あの人だけ、なぜ平気なのか」と、一見なんともなさそうに見えることがあります。
しかし、本当の気持ちを知っているのは本人だけです。
平然とした顔をしていても、心の中では深く落ち込んでいる場合があります。
その事例として、ある日突然、父親が家を出ていったとします。
子どもなら「自分と母を見捨てた」と怒りを覚えるでしょう。
父は新しい生活を楽しんでいるように見えるかもしれません。
しかし父のほうも、「妻と不仲になったせいで家を出たけれど、本当は子どもと離れたくなかった」と、何年も悔やんでいるかもしれないのです。
平気そうな顔の裏で、口に出せない後悔を抱えているケースは珍しくありません。
なお、このエピソードの詳細は、関連動画「 【潜在意識】お金が入る潜在意識の作り方 ○○の見直しが超重要!【お金の心配・不安】」で紹介しています。
相手の見えない一面を知りたい方は、あわせてご覧ください。
2.仕返しを考えず距離を置く
相手に仕返しをしたくなったときこそ、距離を置きましょう。
仕返しをすれば、それが因果応報として自分に返ってきます。
相手からの報復を受ける場合があり、余計に傷つく可能性があります。
とはいえ、何も報復しないままではストレスがたまり、イライラしてしまう人もいるでしょう。
そもそも仕返しをしたくなるのは、相手の姿が目に入るからです。
そこで、意識して距離を取る必要があります。
まずは、相手のSNS投稿をミュートにしましょう。
相手を思い出すきっかけになるものほど、あらかじめ遠ざけておくことは欠かせません。
距離を置くことで、嫌な相手を思い出すことが減っていきます。
ちなみに、関連記事「人を見下してくる人の特徴4選!職場で仕返しの前に知るべき対処法を解説」では、仕返し以外の対処法を紹介しています。
嫌いな相手と距離を置きたい方は、あわせてお読みください。
3.誰かに同じ苦しみを与えていないか省みる
因果応報を受けるのは、自分を傷つけた相手だけではありません。
自分も誰かを傷つけていれば、同じように報いを受けます。
たとえば、強い口調で責められて育った人が、気づけば部下や我が子に同じ言い方をしているケースは珍しくありません。
そこで一度、自分の言動をふり返ってみてください。
気づいた点があれば、少しずつ改めていけば大丈夫です。
因果応報の恐ろしさから抜け出したい方は思考の学校へ

因果応報は罰ではなく、日ごろの行いが自分に返ってくる自然の仕組みです。
だからこそ、恐ろしいのは相手のことだけではありません。
自分が誰かに与えた傷も、いつか自分のもとへ返ってきます。
そうとわかっていても、許せない気持ちからストレスを抱え、悩んでしまう人もいるでしょう。
なかには、人を傷つけた過去が返ってくるのではと不安になる方もいるはずです。
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執筆:市村 健太郎(イチケン)



