「明けましておめでとう」は予祝です
どうも、ムネです!
今日は「明けましておめでとう」にかくされた意味についてお伝えしていきます!
日本では新年になると誰もがいうこの言葉には、実はは大きく二つの意味があるんです。
二つの意味
一年が終わって次の年になったときに言う「あけましておめでとうございます」って、
「一年が終わって、年が明けましたね、おめでとうございます」っていう意味ともう一つは、
「今年もいい年になりますね」っていう願掛けの意味もあるんです。
それを「おめでとうございます」という祝いの言葉を使っています。
つまり、新しく始まったこれからの一年が良い年になるのを、「予祝」してるっていうことなんですね。
僕もちょっと、「明けましておめでとうございます」っていう言葉を調べたんですよ。
そうしたらおもしろいことが分かりました。
というのも、「明けまして」というのは、「日が明けて」という意味らしいんです。
じゃぁ、「毎日言ってもいいじゃないか」って思うじゃないですか。
だけどこの言葉は一年に一回、お正月の時期にしか言わないですよね。
これはなぜかというと、
「日が明ける」という言葉が指しているのは、太陽の神様が「冬至」の時期になって翌年1年間の吉凶占いをしたとき、岩戸の中から出てくるのが、ちょうど新年のタイミングらしいんです。
つまり、太陽の神様が岩戸から出てくる(日が明ける)のに対して、「明けましておめでとうございます」っていうのを伝えているそうです。
ちなみに、冬至の時期は12月23日くらい、神様はそれから7日〜10日かけて、翌年を占うそうですよ。
僕も調べてみたときには相当驚きましたが、そんな意味が込められた言葉なんですね。
日本文化には「予祝」が盛り沢山!
今回の「明けましておめでとうございます」のように、
日本の歴史には「神様」と紐づけて使われている言葉や、「予祝」の意図を持って使われている言葉がたくさんあります。
言葉ルーツを私たちは日々、知らず知らずのうちに使ってるんですよね。
例えば、「桜の花見」にも予祝の意味が込められています。あとは「綱引き」もそうなんですよ。
「無病息災を引き寄せる」ためにそれを「予め祝う」ことで、引き寄せの願掛けがされているんですね。
こういう風に、日本の歴史やお祭りごとには、「予め祝う」という願掛けがされていたり、厄除けの意味が込められていたりします。
歴史を紐解いていくと、「予祝」というのは昔からすごく日本人の中に根付いて、「習慣・文化」として行われていたことが分かってきます。
まとめると、
「明けましておめでとう」という言葉は、「昨年が明けました」という思いと、「今年も良い年になりますように」という思い、そこに「神様」の要素も加わって使われている言葉であったんですね。
今日は以上です。
ありがとうございました!
※このブログは、『ムネの予祝チャンネル』より公開された動画、
【予祝・目標達成】「明けましておめでとう」は予祝になっている。太陽の神様が喜ぶ予祝。
を元に作成したものです。