今回紹介するのは、予祝講師グランドマスターの斎藤忍さんです。
夫婦間でのトラブルがあり、彼女はずっと子育てのためにパート三昧の日々でした。
そして、稼いでも、子供のためにお金が消えていき、お金のトラウマを抱えておりました。
その斎藤忍さんが、いくら頑張っても報われない、その辛い日々を変えてくれたのが予祝でした!
斎藤忍さんは当時は「何も取柄がないパートのママ」だと思い込み、苦しんでいたんです。
しかし、彼女は今は予祝講師のトップの地位であるグランドマスター予祝講師です。
どうして、そのように人生を右肩上がりに変えることができたのか気になりますね!
その秘訣をこちらで100%述べていきますので、楽しみにしていてください。
「お金がない」「生活が苦しい」そんな日々だった頃
―― 忍さんが、今のような素晴らしい予祝講師として活動をする前は、どんなことをされていましたか?
斎藤忍(以下、忍):ずっと朝から晩までパートでした。
―― 具体的にどんなスケジュールでしたか?
忍:朝3時から新聞を配り、そこから子供の弁当を作りました。子供が学校に行ったら、またパートに行き、仕事から急いで帰って、新聞の夕刊を配っていました。そして夕飯を作って一息ついたら、皿洗いのパートに行く日々だったんです。
―― それは大変ですね。
忍:本当に子供たちのお金を作るために、仕事を一生懸命していました。
―― セルフブラック労働にならざるを得ないのは辛いですよね。何年くらい続きましたか?
忍:15年前、もっと前かもしれない。
―― なぜ、その生活になってしまったのでしょうか?
忍:私は社長の奥様だったんですけれど、主人の経営がうまくいかなくなりました。主人から入ってくるお金がなくなったんです。
―― それは苦しいですよね。
忍:でも、どうせ働くなら、好きな仕事をしたくてスポーツ関係の仕事をしていました。でも、お金がない状態でした。
―― ご主人さんの会社は?
忍:倒産というかなくなったという形です。
―― その時は、どんな状況に変わりましたか?
忍:はい、だから、とにかく、子供たちの未来だけは守らなきゃいけない!ってことで、朝から夜中までずっと、働き詰めでした。
―― そのどん底だった時って、世の中に対して、周りにいる人たちに対して、どんな気持ちでいたんですか?
忍:主人がいなくなったときに、周りの人は「頑張れ!頑張れ!」っていうんですよ。「こんなに頑張っているのに、私まだ頑張らなきゃいけないの!?」って。
―― 辛いですよね。
忍:「なんで私がこんな目に……おかしいんじゃないかな!?」って思っていました。
―― その時の自分の心の状態は、どういう感じでしたか?やさぐれたりしていたとか、
忍:やさぐれていたというよりも、「一体この生活はいつまで続くんだろう……」って。
―― きついですね。
忍:例えば子供がいくら巣立っても、「ずっとこの生活なんだ、私……」って。
―― 忍さんは、子供3人いるので、その分お金がかかりますよね。
忍:本当にそうなんですよ。支払日が来るたびに、お金がなくなる恐怖があって辛かったです。
―― その時の気分はどうでしたか?
忍:情けなかった。だって「私は悪いことをしていないのに、なんでこんな生活をしなきゃいけないの!?」って思っていたからです。やれるのがパートだけで……だから、本当に情けない気持ちでいっぱいでした。
ネガティブな潜在意識を書き換えたきっかけとは?
―― そんな状況からまた上がってくるという、ここにいたるまでのきっかけとなったことは何ですか?
忍:それは、子供が夢に向かう姿に勇気をもらったことです!なぜなら、特に野球部の子たちと、ただ1球のために泥だけで頑張っている姿を見て「私もできるな!」って思って。
―― いいですね!
忍:「諦めなければ、必ず光は見えてくる!」って思えました。だから、その子供たちを見て「その姿を見ていたら、なぜかやる気が湧いてきたぞ!気持ちだけは負けるものか!」ってポジティブになれたんです。
―― そこに励まされたんですね。
忍:励まされたんです。
―― 息子さんのエピソードがあったら教えてください。
忍:息子はプロ野球選手になる夢を持っていたんですが、野球部の中で1番下手でした。でも、監督に期待され、有望視されていたので、私は応援していました。
―― なるほど~。
忍:でも、息子があるときに「突然投げられない!打てない!」って言い出したんです。監督さんがそれについて、アドバイスをしてくれて。それは息子の「身体が曲がっているからだ」と言ったんです。
―― ふむふむ。
忍:息子の身体が曲がっている原因として「家庭の人間関係に問題がある」と監督さんが言っていました。それに私は「ハッ!」と気づいたんです。
―― 何に気づいたんですか?
忍:私は、その時は主人とお金のことでもめていました。「こんなに私が一生懸命やっているのに、あなたは何やっているの!?」ってずっと責めていたんですよね。「何やっているの!?」みたいな感じで。
―― それは仕方ないですよ。忍さんは子供のために、お金で苦労していましたからね。無理もないでしょう。
忍:監督のいうとおり、家庭に問題がありました。私が責め続けて主人は暗かった。今は主人の気持ちを考えられなかった自分を反省しております。
―― そういう思いやりは大切ですよね。
忍:そんなふうにイライラした時期だったんですけれど、そのときに子供の口癖に気付いたんです。
―― それは何ですか?
忍:「でも」「だって」「どうせ無理!」「どうせお母さん、ダメっていうんでしょ!?」ってよくいっていて、
―― そちらを聞いて、どう思ったんですか?
忍:私がネガティブなことばかり言うから、子供も口癖としてマネし始めていると気づいて、
―― それでどう思ったんですか?
忍:それで息子も不機嫌になりやすくなって、身体が乱れて曲がってしまった。「息子をこんなふうにしたのは、私のせいだ!」と思ったんですよ。
―― 一般の方からすると「そんなことないよ」と思うかもしれません。しかし、スポーツの仕事をしていた監督さん、忍さんだからこそ、そう感じる見方があるんでしょうね。
忍:だから、「子供の夢をつぶしたのは私のせいだ!」ってあんなにも期待されていたのに……
―― やるせない気持ちでしょうね。
忍:でも、何とかしたいと思っていました。そこから夢の叶え方を学び始め、たくさんの本を読み、行きついた先が「脳科学」だったんです。
―― なるほど~。
忍:どうしたら夢は叶うかな?どうしたら可能性は伸びるかな?っていうのをとにかく学びました。そして子供に片っ端から試したんです。
―― それで何か変化があったんですか?
忍:その時に、ふと気づいたんですよね。子供に何をするかじゃなくて、「自分がどうあるかだけだったんだ!」ということに気づきました。
―― どんな気づきですか?
忍:子供に「変われ!変われ!」ってこうやったら変われるから!こうやったら可能性伸びるから!って言っていました。でも、そうじゃなかったということに気づいたんです。
―― なるほど~。
忍:全ては自分の心だったって。他人に責め心がある私が、結局自分自身を責めていて。
―― 全部が自己責任だと変わったんですね。その高校球児だった息子さんは?
忍:今は29歳ですよ。
―― どんなふうに変わっていきましたか?口癖とかは。
忍:息子ですか?「俺は天才!」が口癖になって(笑)
―― すごい変わりようですね!
忍:そして、今の息子は理学療法士の仕事をしております。
―― 身体が歪んでいたと言われていた息子さんが、今度は身体をメンテナンスする側になったんですね。
忍:はい、身体が歪んでいる人たちを治す方向に。
―― それはすごいですね!忍さん自身は、その後、夢をどんどん叶えていくという方向に変わっていき、どん底のときには考えられなかったことが起きているんですよね。
忍:そうですね。
お金の潜在意識に書き変わってから、その後の人生は?
―― その後どんなことが起きましたか?
忍:起業の夢が叶ったんですよね!
―― いいですね!具体的に教えていただけますか?
忍:子供が自立した時に「こんな朝から晩までやっても貧乏生活が続くくらいなら、だったら起業したって一緒じゃねーか!」って思いました。メンタルのことを学んでいたので、それで起業しようと思ったんです。
―― その後、どうなりましたか?
忍:実際、起業してみたら、何も分かっていないし、全然うまくいかないんです。全くうまくいかず、来る日も来る日もね。全然うまくいかなくて……
―― 最初は大変ですよね。
忍:それで結局はパートしながら、でもそのメンタルの仕事がしたくて頑張りました。しかし、どんどん支出が増えて、収入が少なくなって、電気が止まるみたいな感じで。
―― 壁にぶつかったわけですね。
忍:情けなくなって、「私なんかじゃ、とうてい起業していくなんて無理だ!」って思いました。でも、自分1人なんで、自分で稼いでいかないと、生きていけないので「何とかしなくちゃ!」って思って。
―― がむしゃらだったんですね。
忍:そんなときに予祝に出会ったんです。今の結果がそうなっているのは、自分の心だって気づくことができました。
―― それで、どう変化が出ましたか?
忍:以前なら「お金がもらえない、お金をもらう価値が私にはない」と思っていました。お金が出ていくことに恐怖を感じ、そしてもらったお金が減らないようと、お金に怯えていました。
―― なるほど~。
忍:予祝を学び、そんな心が、自分をそんな姿にしていたことに気付きました。
―― いい気づきですね!
忍:本当に予祝の考え方が好きです。特にありありと自由に夢を描いたり、その夢にワクワクしたりするところが好きです。お酒で祝う前祝いの法則は、古来からあるといわれています。私は元々酒蔵の娘なので、その日本の伝統文化を聞いて、より興味を持ちました。
―― そうだったんですね。
忍:私はこの伝統文化を伝えていきたいと思いました。なぜならば、予祝マップを作ったら、夢が叶うことを体験したんです。それから、「みんなと喜びを分かち合いたい!」という気持ちが芽生えて。だから、「予祝を多くの人に伝えていくんだ!」と心に誓いました。
―― いいですね!
忍:それから大嶋啓介さんと一緒に仕事をする夢が叶いました。そして、子供の塾をやる夢も叶いました。さらに、「予祝の学校」の校長をする夢は、向こうから話が来て叶って、もう本当に夢のような気分です!
―― 順調ですね!
忍:そして、「予祝講師という仕事が、お母さんと子供の憧れの職業になる」という予祝マップを書きました。すると「予祝講師になりたい!」っていう子供たちが出てきました!それから叶いすぎて、叶いすぎて、今はとにかく幸せです!
―― これまでと大違いですね。
忍:本当、今私の時代が来ているというふうに思っています。そんなふうに思えた理由は、人は何と出会っていくより、誰と出会っていくかが大事だと気づけたからです。今は社会に貢献していると実感できて嬉しく感じています。だから、今この瞬間、人生かけて頑張りたいです。
―― 最初は子供のため、次に自分のため、そして今は社会のためにというふうに考えていくうちに、今の自立した状態が手に入ったということですね。
忍:はい、最初の私はお金も人脈も経験もない主婦でした。でも今は、予祝で自分が信じた夢が必ず叶うことを実感しました。自分の未来を信じられる仲間と共に歩めば、キャリアもスキルもいくらでも、すぐに身につきますからね。
―― その自信があふれている姿が素敵ですね!忍さんと同じ年齢で夢を諦めようとしている人に何かアドバイスがありますか?
忍:メンタルを学ぶことが大事です。なぜならば、私も55歳から変われたので。叶えたい夢をつかむために、メンタルを学べば奇跡ではなく、自分がなりたい姿にいくらでも変われます。だから、予祝を学ぶことをお勧めします。
確実にお金を引き寄せる単純なやり方は?
―― 最後にお金をずっと受け取れないというマインドだった自分が、受け取れるきっかけがあったら教えてください。例えば、こういうタイミングで考え方が変わったとかあったら、
忍:結論から言うと、「自分のことを認められる」ようになってから受け取れました。
―― 具体的に教えていただけますか?
忍:私はすごく自己肯定感がなくて、自分なんて愛される価値なんてどこにもないって思っていました。
―― 過去は、そうだったかもしれませんね。
忍:結局、お金も愛のエネルギーですしね。私のことを「本当に大好き」だって、「愛している」って、この自分のことを受け入れられるようになっていったんです。それから変わったんです。
―― その詳細を教えていただけますか?
忍:例えば「荷物を持ってあげるよ」って言われても、昔は「一人で大丈夫!」と親切を受け入れられなかったんです。ですが、今は「お願いします!」って人のやさしさを受け入れられるようになりました。
―― なるほど~。
忍:そういった受け取れる自分になったら、お金も自分も受け入れられる自分に変わり、お金を引き寄せるようになりました。
―― いいですね!自己愛によって受け取れることの見本ですね。
忍:どういうことですか?
―― 自己肯定感が上がることによって、以前受け取れなかったことが、受け取れるといった、お金のメンタルブロックの見本のことです。素晴らしい話をありがとうございます。
まとめ
普段元気で明るい斎藤忍さんが、長いことお金に苦しんでいたことに意外だったと感じた方もいるでしょう。
でも彼女が、脳科学や予祝でメンタルを学ぶことによって、自分の未来を変え、人生を変えることができました。
そういった話が印象的でしたね。
それにより、「何歳から始めようが可能性は無限大!」という心構えが、斎藤忍さんが活躍されている秘訣なのだと思います。
その斎藤忍さんは、現在、予祝の学校 忍校を運営されています。
気になった方は、下記のURLをご参照ください。
予祝の学校 忍校