「逃げ癖を直したい」
「嫌だと思ったからすぐに離れようとしてしまった」
「どうしたら自分の嫌なことに対して向き合えるのか知りたい」
逃げ癖を直したくても、様々な理由で直せない人は多いものです。新しいことに挑戦する際、逃げたくなることは誰にでもあります。
とはいえ、「このままではまずい」と悩み続けるのもつらいでしょう。逃げ癖は誰でも改善できます。
そこで、この記事では以下のことを解説します。
- 逃げ癖が直せない理由
- 改善方法
- 注意点
逃げ癖から抜け出すためのヒントをお伝えしますので、このまま読み進めてみてください。
なお、逃げ癖を改善したい場合、まずは物事の捉え方を見直すことが大切です!
逃げ癖を直すには、まずポジティブな気持ちになることが重要です。
逃げたい気持ちが強いときは気分が沈み、新しい挑戦に踏み出しにくくなります。一方、心がウキウキすると、チャレンジを恐れなくなります。
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逃げ癖を直したいのに直せない5つの理由!仕事にも影響する根本原因

逃げ癖が直らないのには様々な理由があります。逃げ癖を直したいのに直せない5つの根本原因を解説します。
- プレッシャーを感じると本能的に逃げたくなる
- 高すぎる目標を掲げている
- 責任転嫁して他人に依存している
- 人間関係に問題がある
- 今の仕事を見下している
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.プレッシャーを感じると本能的に逃げたくなる

人間は本能的に「コンフォートゾーン」にとどまろうとします。コンフォートゾーンとは、慣れ親しんだ心地よい状態のことです。
新しいことに挑戦しようとするとストレスを感じて、元の居心地のいい場所に戻ろうとしてしまいます。
頭では次のようなことを考えている人も多いでしょう。
- 何か行動しないといけない
- ぬるま湯の環境では、何も変わらない
- 嫌だと思う場所ほど、成長できるとわかっているのに
このように思っていても、不慣れな環境にいることを本能的に恐れてしまうものです。プレッシャーを感じたときに逃げたくなるのは、決してあなただけではありません。
2.高すぎる目標を掲げている
逃げ癖を直そうと計画を立ててもうまくいかないのは、高すぎる目標を掲げてしまうからです。
たとえば、動画編集など副業で次のような長期目標を立てたとします。
- 1年後:月20万円の売上
- 2年後:月50万円の売上
- 3年後:月100万円の売上
1か月後、目標に近づかない現実を見ると「やっぱり自分はダメなんだ」と自己肯定感が下がっていきます。そのため、現実的な目標設定が、逃げ癖を直すために重要です。
3.責任転嫁して他人に依存している
逃げ癖を持っている人は、逃げる理由を環境や人のせいにしています。その結果、「自分は悪くない」と考えるため、自分の考えや行動を見直そうとしません。
他人や環境のせいにして、自分で責任を取ろうとしない姿勢では逃げ癖は直せません。
自分の考えや行動に責任を取ろうとしないため、何かに頼ろうとしがちです。世間体や常識などに従うため、自分の意志で決断がなかなかできないのです。
責任を取りたくない気持ちは、誰しもあります。しかし、誰かに決断を依存する考えを手放すことが、逃げ癖を直すうえでは欠かせません。
4.上司や同僚との関係に問題を抱えている
逃げ癖の多くは人間関係が原因です。上司や同僚をラスボスのように感じている人もいるでしょう。そのようにストレスを抱えながら仕事をしていても、うまくいきません。
会社はチームプレーが基本です。
スポーツで例えると、自分と合わない監督の下で嫌々プレーするとミスが増えやすくなりががちです。一方、自分を尊重してくれる監督のもとなら、のびのびとプレーできます。
その結果、個人のクオリティが上がり、チームも成績が上がります。仕事も同じで、人間関係が悪いとミスを繰り返し、うまくいきません。
逃げたくなっているなら、人間関係を見直しましょう。良好な人間関係を築けると、逃げたい気持ちも減りやすくなります。
5.会社への不満を言うと自己否定から抜け出せなくなる
今の仕事に不満を感じることは、誰にでもあります。業務内容、人間関係、給料など理由はさまざまです。しかし、その不満をどう扱うかで、心の状態は大きく変わります。
今の仕事に不満を感じると、会社を悪く言いたくなるのは無理もありません。一時的に気が紛れても、実はこの行動には危険な落とし穴があります。
会社への不満を言い続けてしまう背景には、「この会社を選んだ自分の判断は間違っていたのではないか」という自己否定が潜んでいる場合があります!
入社当初は「ここで頑張ろう!」と前向きだったのに、理想と現実のギャップに直面すると、否定的な気持ちが強くなります。その理由は、会社の悪口を言い続けると「この会社を選んだ自分」まで否定しているように感じ、自己肯定感が下がりやすくなってしまうからです。
そして「どうせ転職しても、また合わない会社を選んでしまうのでは…」という不安が生まれます。
その結果、今の仕事を辞めたくても次にやりたいことも定まらず、「自分には正しい選択ができない」という自己否定の悪循環から抜け出せなくなるのです。
このように、不満を言うだけで問題から逃げていると、自己否定はどんどん深まります。「会社が悪い」と言い続けるほど、「そんな会社を選んだ自分」を責め続けることになり、結果的に自己否定の悪循環から抜け出せなくなってしまうのです。
なお、関連記事「真面目な人ほど損をする4つの理由!頑張っても報われない人が取るべき対策を解説」では、仕事のストレスを解消する具体的な対策を紹介しています。仕事の不満を解消したい方は、あわせてお読みください。
逃げ癖を直したい人へ!仕事にも影響する5つの改善方法

逃げ癖を直すための実践的な方法を紹介します。 以下の5つを実践することで、少しずつ逃げ癖を改善できます。
- ネガティブな気持ちをノートに吐き出す
- 小さく始めて積み上げる
- 仕事で嫌な人の短所を長所に変える
- 覚悟を決める
- 動かざるを得ない環境を作る
1つずつ詳しく解説していきましょう。
1.ネガティブな気持ちをノートに吐き出す
仕事に対してネガティブな気持ちが強いと、逃げたい気持ちも強くなります。とはいえ、ネガティブな気持ちを完全になくすことは難しいです。
そこで、すべての感情をノートに書き出しましょう。
たとえば、次のような内容です。
- 普段なら口にできない強い言葉
- 公共の場では使えないレベルの本音
- 罵詈雑言に近い表現
どんなに汚い言葉でも、思い切って書いてください。筆圧も怒りのまま強めに書くのです。これは、心にたまった毒ガスを吐き出すための作業です。
書き出すことで、仕事に対する本音や嫌だと感じている部分を認めたことになります。認めることで、頭の中でぐるぐるしていた不安な気持ちが軽減しやすくなります。
2.小さく始めて積み上げる
仕事を継続するためには「順算思考」で小さく始めることをおすすめします。順算思考とは、今できる一歩から順番に積み上げていく考え方です。この考えだと、小さな行動を重ねることで一歩ずつ前進できます。
たとえば、1日の計画を立てる場合です。いきなり「今日は10個のタスクをこなそう!」と意気込んでも、2個しかできなければ「10個中2個しかできなかった…」と落ち込んでしまいます。
それなら、最初から2個のタスクを目標にしましょう。2個計画したうち、2個のタスクをクリアできたら「目標達成できた!」と達成感を得られます。
この成功体験の繰り返しが自己肯定感を高め、逃げたい気持ちが減りつつあるのです!
自転車の練習を思い出してください。何度も転んで「逃げたい」と思ったはずですが、短時間の練習を重ねることで、いつの間にか乗れるようになったはずです。
小さな一歩の継続が、気づいたら大きな成果につながるのです。
なお、関連記事「先延ばし癖と逃げ癖がある人間の5つの特徴とは?克服するための方法も徹底解説」では、逃げ癖と先延ばし癖との関連性について解説しています。小さく始めて積み上げるヒントを得たい方は、ぜひあわせてお読みください。
3.仕事で嫌な人の短所を長所に変える
仕事で嫌な人のもとで働いていても、うまくいかないものです。一方、尊敬できる上司のもとでは、のびのびと力を発揮できます。
とはいえ、上司を変えることはできません。変えられるのは自分の見方だけです。そこでおすすめなのが、上司の短所を長所に置き換えるという方法です。
たとえば、上司短所を次のように長所に変えられます。
- 指示が細かい → 丁寧で責任感が強い
- 意見がコロコロ変わる → 柔軟性がある
- 話を聞かない → 自分を信じている
上司への苦手意識が減れば、その分の心のエネルギーを仕事に注げるようになります。仕事に集中できるほど、逃げたい気持ちも自然と減っていくはずです。
まずは相手の良い面を探してみましょう。
なお、関連記事「コンプレックスをポジティブに言い換えた一覧39選!前向きになれるヒントもあわせて解説」では、短所を長所に変えた具体例を多数紹介しています。言い換えに迷った際は、ぜひ参考にしてください。
4.覚悟を決める
逃げ癖を直すためには覚悟を決めることが大切です。それは、受け身になるのではなく、自らの意思で決断し、積極的に動くことです。
決断という言葉を文字の意味から見ていくと、「決めて断つ」というふうにも捉えられます。この考え方にならえば、一度目標を決めたら、それが叶うまで逃げ癖を断つことだと言えます。
目標に向かって進む以上、いいことばかりではなく、嫌なことがたくさん起こるでしょう。しかし、そこで起こることも受け入れて進むのです。
自分のやるべきことを見つけ、自分の決断で挑戦し、ひたすら続ける。そうやって覚悟を決めて逃げなければ、逃げ癖から抜け出せます。
5.動かざるを得ない環境を作る
人は準備が整ってから動こうとしがちですが、それでは前に進めません。成果を出す人は、先に締め切りを決めます。
たとえば留学なら、英語が話せなくても日程を先に押さえることで、動かざるを得ない状況を作り出すのです。
日程が決まると、必要な行動が一気に動き始めます。
- 資金準備
- 渡航手配
- 語学学習
- ビザ取得
- 住まい探し
完璧主義の人ほど準備が終わらず、行動開始が遅れがちです。
飲食店の限定メニューづくりも同じです。告知を先にすれば、逆算して完成させられます。
先に宣言すると必要性が高まり、行動のエネルギーが生まれるからです。人は誰かが待っている状況だと、質の高い成果を出しやすくなります。準備より先に、小さな約束から始めてみましょう。
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逃げ癖を直したい人が知っておきたい注意点!仕事でも役立つヒント

逃げ癖を直すときに意識したい3つのポイントをご紹介します。
- 否定形の言葉遣いを控える
- 幸せを感じる基準を下げる
- 逃げた時間を記録する
これらを実践することで、より効果的に改善できるはずです。
1.否定形の言葉遣いを控える
日本人は否定形の言葉を使いがちです。否定形は思考や行動を守りに偏らせてしまいます。
たとえば「逃げない」より「挑戦する」と肯定的に言い換えることが大切です。否定を意識すると、逃げ腰や慎重すぎる動きになってしまいます。
これは「逃げない」というと「逃げる」イメージが湧くからです。「ウサギを想像しないでください」と言われても、ウサギを想像してしまうのと同じです。
具体的には、以下のように言い換えましょう。
- 怪我しないように → 安全第一でいこう
- 損しないように → 得できるように
- 後悔しないように → 満足できるように
また、仕事を頼まれたときに「頭が悪いのでできません」「理解力がないので無理です」というのは印象が悪くなります。「時間はかかりますが頑張ります」のように肯定形へ変換しましょう。
言葉は行動を形づくるため、日常の言葉遣いは重要です。まず自分がどんな否定形を使っているか気づき、意識的に言い直す習慣をつけましょう。
2.幸せを感じる基準を下げる
人は生きていると「当たり前」の水準がどんどん上がっていくものです。
たとえば、挨拶を返してもらうだけで嬉しかったのに、いつしか「挨拶して当たり前」に変わってしまった経験をした人もいるでしょう。 このように当たり前の水準が上がると、満たされても幸福感が薄れやすくなります。
幸福感を保つには「幸せを感じる基準を下げる」ことが必要です。そこでも効果的なのは、過去の辛かった場面を思い出して当時の自分に寄り添うことです。
その後「今はこれだけ良くなっている」と現在の環境を見直し、安心を感じ取りましょう。辛かった記憶を数分思い出す程度なら悪影響はなく、むしろ心が前向きになります。
3.逃げた時間を記録する
逃げ癖を直すには、逃げた時間を記録することがとても大切です。
そのわかりやすい例がレコーディングダイエットです。体重を記録することで、増えた時に「ダイエットから逃げた」と気づけます。
それと同様に、やるべきことがあるのについネットサーフィンをしてしまった経験は誰にでもあるはずです。そんな時はタイマーでネットサーフィンをした時間を計ってみてください。
すると「こんなに時間を使っていたのか!」と気づきます。その気づきが「こんなことをしている場合じゃない」という意識につながります。
そのため、タイマーや時間管理ソフトを使って、逃げている時間を可視化してみましょう。記録することで自分の行動パターンが明確になり、改善への意欲が湧いてきます。
逃げ癖を直したい人は予祝をしよう

逃げ癖を直したい方には「予祝」をおすすめします。予祝とは、望ましい出来事を先に祝う日本の伝統的な習慣です。
日本人が昔から行ってきたお花見も、実は予祝の一つでした。春に桜を愛でながら「豊作になったぞ!乾杯!」と先に祝うことで、秋に本当に豊作になると信じられていたのです。
この予祝を使って自分の成功を先に祝うと、逃げ癖を直すきっかけになります。なぜなら、祝うことでポジティブな気持ちになれるからです。
理想が叶うと思えると気分が前向きになり、この前向きさが逃げ癖を直す原動力になるのです!
理想が叶うと思えると気分が前向きになり、この前向きさが逃げ癖を直す原動力になるのです。逃げたい気持ちが強いときは気分が沈み、新しい挑戦に踏み出しにくくなります。
一方、心がウキウキしていると、チャレンジへの恐れが薄れやすくなります。その気持ちをウキウキさせるには、5日間無料で学べる「予祝5DAYSチャレンジ」がおすすめです。
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執筆:市村 健太郎(イチケン)


