「不幸なことが続いてつらい」
「毎日が憂鬱で苦しい」
「運気を変える方法を知りたい」
実は、不幸が続く人には共通する特徴があります。

しかし、「どうやって不幸な状況から抜け出せばいいのか分からない」という人も多いでしょう。
そこでこの記事では、不幸が続く人の特徴5つと、幸福になるための行動を詳しく解説します。
- 不幸なことが続く人の特徴
- 幸福体質になる方法
- チャンスに変えるポイント
読み終える頃には、不幸な状況を変えるきっかけをつかめるはずです。ぜひ最後までお読みください。
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不幸なことが続く人の特徴5選
不幸が続いてしまう人には、いくつかの共通点があります。ここでは代表的な5つの特徴を紹介します。
- 人のせいにしている
- 感謝の気持ちが不足している
- 過去のトラウマに執着している
- ネガティブ思考に偏っている
- 損得勘定で行動している
自分に当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。
1.人のせいにしている
不幸が続く人の特徴として、何でも人のせいにすることがあります。被害者意識が強く、常に他人を責めてしまいがちです。その結果、悪口ばかり言うようになります。
人のせいにしている限り、この負のスパイラルは永遠に止まりません。そんなときに思い出したい言葉があります。伝説のコンサルタント・一倉定氏の名言です。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」

つまり、高い自己責任の意識を持つべきだという教えなのです。
自分に責任があると考えることで、改善可能な要素が見えてきます。すると、主体的な行動が取れるようになり、周囲からの信頼も向上します。
そのため、人のせいにする癖を直すことが大切です。
2.感謝の気持ちが不足している
不幸が続く人に共通する特徴として、感謝の気持ちが不足していることが挙げられます。「足りない」と考えるとその対象は減り、「感謝する」とその対象は増える傾向があります。
たとえば、「お金が足りない」とばかり考えていると、実際にお金が減りやすくなります。しかし、感謝の気持ちを持つと、お金が増える傾向にあります。
コンビニ店員を例に考えてみましょう。給料が少ないと思いながら働くと、イライラして接客の質が下がります。

つまり、「ありがたい」と感謝にフォーカスすると、よい結果が生まれやすくなるのです。
感謝が不足すると、次のような思考に陥りがちです。
- 人に優しくされていない
- 大切にされたい
- 自分を認めてほしい
これらは全て「不足」にフォーカスした状態です。感謝の気持ちが不足すると不満が募り、「自分が世界で一番不幸だ」と思い込んでしまいます。
ところが、現在の日本では水が好きなだけ飲め、電車で自由に移動できるなどインフラが整備されています。これは、江戸時代のお殿様でもできなかった贅沢です。
このような恵まれた環境で不平不満を言う姿を江戸時代の人が見たら、「なんて贅沢な!」と驚くでしょう。
不満の気持ちを和らげてくれるのが感謝です。今あることに「ありがたい」と思う気持ちを大切にしましょう。
3.過去のトラウマに執着している
不幸が続く人は、過去のトラウマに執着している傾向があります。
失恋を例に考えてみましょう。どんなに好きだった相手でも、終わった恋愛に縛られていては前に進めません。
元恋人が新しいパートナーと幸せになっていれば、なおさら辛くなるでしょう。
人は過去の失敗に対して、次のような気持ちを抱きがちです。
- なぜあんなことをしてしまったのか、悔やまずにいられない
- 復縁したい
- 同じ失敗は絶対にしないからやり直したい
しかし、過去に縛られている限り現状は変わりません。
これは恋愛だけでなく、仕事の失敗でも同じです。

それが不幸の連鎖を断ち切る第一歩となります。
4.ネガティブ思考になっている
不幸な人の特徴として、ネガティブ思考に陥っていることが挙げられます。

また、他人に褒められても「どうせお世辞だろう」と素直に受け取れず、否定的に考えてしまう人が多いものです。
こうした思考パターンの背景には、過去の傷つき体験があることも少なくありません。つまり、同じような辛い思いを避けようとする防衛本能が働いているのです。
また、周囲にネガティブな人が多い環境にいると、その影響を受けて自分も否定的な考え方に染まりやすくなります。
ネガティブ思考にとらわれている限り、不幸の連鎖は続いてしまいます。意識的にポジティブな視点を持ち、物事の良い面に目を向けることが、この状況を改善する重要な一歩となります。
5.損得勘定に染まっている
不幸が続く人には「面倒なことはやりたくない」という共通の考え方があります。これは画像の「心→行動→結果の法則」が働いているからです。
大学生の就職活動を例に考えてみましょう。「面倒なことは避けたい」と思う人は次のようになりがちです。
- 心:面倒なことは避けたい
- 行動:企業への応募や面接対策を怠る
- 結果:就職に失敗する
こうなると、卒業後はアルバイト生活になってしまう可能性が高くなります。周囲が次々と就職を決める中で取り残され、「なぜ自分だけ」と不幸のスパイラルに陥ってしまうでしょう。

小さなことでも一歩ずつ取り組む姿勢を持てば、「心→行動→結果の法則」のとおりに、未来を切り開く力となります。
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不幸が続く人の特徴を脱却して幸福体質へ変わる7つの方法
不幸が続く状態から抜け出すためには、幸福な人の習慣をまねることが大切です。不幸の連鎖を断ち切り、幸福体質になるための7つの方法をご紹介します。
- 小さなことでも満足する
- 恩送りをする
- 感謝の習慣を作る
- 他人の幸せを喜ぶ
- 常に余裕を持つ
- 人間関係は取引関係だと意識する
- 好きなことを徹底的に勉強する
これらを実践することで、不幸の連鎖から抜け出し、幸せを感じやすい体質に変われるでしょう。
1.小さなことでも満足する
不幸体質から抜け出すには、些細な出来事でも喜ぶことが重要です。

たとえば、以下のような例です。
- ・電車がちょうど良いタイミングで到着 → 今日はついているな!
- ・満席の駐車場で1台だけ空いている → いいことあるな!
- ・テストで60点 → 60%も分かっている自分ってすごい!
こうした小さな喜びを積み重ねると「自分はついている」「自分はできる」というセルフイメージが育ちます。結果として何事も幸運に感じやすくなり、ポジティブ思考が望む結果を引き寄せるのです。
2.恩送りをする
恩送りをすることが不幸から抜け出す方法の1つです。恩返しは恩を受けた相手に恩を返すことで、恩送りは恩人以外の別の誰かに恩を返す行為を意味します。
自分の利益ではなく誰かを幸せにしようとする行為です。見返りを求めず親切にすることで、誰かの役に立てたという実感が生まれ、自然と幸せな気持ちが湧いてきます。
この恩送りには、小さな親切で十分です。たとえば以下のような行動で構いません。
- 電車でお年寄りに席を譲る
- エレベーターで「開」ボタンを押して待ってあげる
- レジの店員さんや配達員に「ありがとう」と伝える

こうした親切な行為を続けると、返報性の法則が働き、自分も誰かに助けてもらいやすくなります。だからこそ、恩送りは幸せになるためには欠かせないのです。
ちなみに、関連記事「恩送りとは?心に響く名言と実践で得られる3つのメリットを初心者にもわかりやすく解説」では、恩送りの方法について詳しく取り上げています。実生活に取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.感謝の習慣を作る
感謝の習慣を作りましょう。今が不幸だと感じても、人の優しさに目を向けると、見方がポジティブに変わります。
たとえば、収入やお客様を増やしたいときは、この意識が重要です。今月の売上が少なくても、目の前の一人のお客様に心から感謝しましょう。

カリフォルニア大学のロバート・エモンズ教授らの研究によると、「感謝日記」を続ける方は幸福感が高まると示されています。
私たちの周りには、感謝の対象は身の回りにたくさんあるものです。今では当たり前の水や電気、テレビは、100年前まではありえませんでした。
停電になっても「普段は電気が使えてありがたいな」と感謝すれば、心がプラスに変わります。
そこで、自分が当たり前と思っているものを次のように書き出してみてください。
- スマホが使える
- 電車に乗れる
- 仕事がある
このように「これがあってよかった」「ありがたい」と意識することで、感謝の思考回路が作られます。継続することでプラスの未来を引き寄せやすくなるので、ぜひ実践してみてください。
ちなみに、関連記事「【ポジティブ思考UP】成長できる感謝日記の書き方4選を紹介!例文付きで秘訣を解説」では、感謝日記の具体的な書き方が解説されています。実践方法を詳しく知りたい方は、あわせてチェックしてみてください。
4.他人の幸せを喜ぶ
他人の幸せを心から喜ぶことが、幸福体質に変えるために重要です。他人がうまくいっている様子を見ると「なんであの人ばかり」と妬んでしまうのが人間です。
とくに恋愛では、恋のライバルに意中の相手を取られてしまったら余計に悔しい気持ちになるでしょう。しかし、嫉妬の言葉を浴びせるより、その場で「おめでとう!」と喜ぶ方が幸福度が高まるのは事実です。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究によると、他人の成功を祝う人ほど幸福になりやすいという結果があります。

そもそも、自分がうまくいっているときに嫉妬されるより、喜んでもらえる方が嬉しいはずです。相手を祝うことも小さな親切になり、恩送りにつながります。
これを繰り返すことで返報性の法則が働き、自分がうまくいったときに喜んでもらえる機会がどんどん増えていくでしょう。
5.常に余裕を持つ
幸福な人は、内面にも外面にも余裕があります。
恋愛を例に考えてみましょう。「私は運命の人を探している!」とがっついている人は、どんなに容姿端麗でも魅力的に見えません。

人は余裕のある人に集まります。
焦りや不安があると表情が硬くなり、仕事でも恋愛でもうまくいきません。余裕を持つのは簡単ではありませんが、効果的な方法があります。
次のように普段リラックスできる瞬間を思い出すことです。
- 風呂に入る
- 音楽を聴く
- 映画を見る
- 大切な人の手紙を読む
これらを実践して気分が良くなったものをとしてメモしましょう。機嫌が悪くなったときに、コンディションを改善するために活用するのです。
自分が音楽でコンディションが回復する場合、慌てたときはメモを見返して音楽を聞くなど、すぐに落ち着ける環境を作ることが大切です。
たとえばデートで緊張してしまうときは、事前にトイレで音楽を聞くなど、自分の状態を整えておきましょう。そうすれば余裕のある振る舞いができます。
6.人間関係は取引関係だと意識する
人間関係は本質的に取引関係です。

コンビニで商品とお金を交換するように、人間関係でも互いに価値あるものを交換し合っています。
多くの人は家族や恋人関係で、次のように受け取ることばかり考えてしまいます。
- 容姿端麗な異性と付き合いたい
- おごってもらいたい
- 家事をしてもらいたい
大切なのは相手の立場になって考えることです。相手にとって良い関係を築くにはどうすればよいかを考えていきましょう。
人間は、「自分ばかり与えて、相手から何も得られない」と感じると不満が生まれます。相手の利益にならない行為ばかりしていると、どんなに愛しあっている恋人でも心が離れていきます。
常に「この関係はバランスが取れているか」「私は相手に何を提供できているか」を意識しましょう。この距離感を保つことで、人間関係はより良くなり、お互いの幸福につながります。
7.好きなことを徹底的に勉強する
幸福な人は、興味のあることを学び続けています。知識が積み重なって知恵となり、それを人に伝えるだけで「あなたはすごい!」と認められ、自信につながります。
その具体的な実践的な5つのステップです
- 興味のあることを書き出す:自己啓発・料理・ダンス・音楽
- 学習方法を調べる:書籍・セミナー・オンライン講座
- 今すぐできる行動を決める:本を選ぶ・セミナーを探す
- 実際に行動する:申し込む・購入する・予約する
- 定期的にアウトプットする:SNSで発信・友人に話す
たとえば、ヘアスタイルに興味があるなら、オンライン講座を受講し、学んだスタイリング方法をSNSにアップしましょう。写真を見た方の評価が変わってきます。
ぜひ試してみましょう。

このプログラムに参加すると、理想の自分を具体的に思い描き、幸せな未来を引き寄せやすくするためのワークに取り組めます。最後までやりきれば、幸福な人生を歩めるきっかけとなるでしょう。
参加方法は、以下のボタンからご確認ください。
不幸が続く人の特徴を成長のチャンスに変える3つのポイント
不幸が続いているように思える出来事は、自分を成長させるヒントになります。ここでは3つの視点から解説します。
- 悪いことのあとは良いことが起きやすくなる
- 同じ苦しい目にあった人はいる
- 不幸の流れはいつか必ず変わっていく
この3つを理解すると、不幸だと感じる出来事の見え方が変わってきます。一つずつ確認していきましょう
1.悪いことのあとは良いことが起きやすくなる

太極図の画像
悪いことのあとは良いことが起きやすいとされています。これは画像の太極図で表現されている考え方です。

この陰陽は絶えず循環しています。注目すべきは、それぞれの領域にある小さな点です。
これは次のような意味を表しています。
図の部分 | 陰陽の意味 | 具体的な意味 |
白い部分にある黒い点 | 陽が極まると陰に転じる | 良いことが続くと悪いことが起きる |
黒い部分にある白い点 | 陰が極まると陽に転じる | 悪いことが続くと良いことが起きる |
つまり、悪いことが起こることは良いことが起きる前兆とされています。
たとえば、失恋で辛い思いをしても、その経験が自分を見つめ直すきっかけとなり、より良いパートナーに出会えるといったことです。そのため、不幸な状況にあるときこそ、この太極図の教えを思い出しましょう。
なお、関連記事「悪いことが続く後に「いいことがある」のはなぜ?疲れたときに運を味方につける6つの方法」では、悪い出来事の後に好転する理由を詳しく紹介しています。今の流れを変えたい方はあわせてご覧ください。
2.同じ経験をした人の声が解決のヒントになる
不幸な出来事が起こると、自分が一番不幸だと思ってしまうものです。しかし、ネットなどで調べると、同じ悩みを抱えているのは自分だけではないことがわかります。
「この悩みを抱えているのは、自分だけじゃない」と思うと、気持ちが少し楽になります。それだけでなく、同じ経験をした人の声を見つけやすくなり、解決策を発見しやすくなるのです。
たとえば、腰痛に悩むAさんがいたとします。Aさんは病院やマッサージ店に何年通っても改善せず困っていました。そんなとき、スポーツストレッチ専門店のレビューで「腰痛が軽減しました」という声を見つけ、「これだ!」と思ったとします。
それに気づけた理由は、Aさんと同じ痛みを経験した人の言葉だからこそ、心に響いたのです。つらい経験をしていなければ、その希望の光に気づくことはなかったでしょう。

その経験を活かして、今度は同じ悩みを持つ人を助ける側に回る人も少なくありません。
3.どんな不幸にも終わりがある
悪いことが起きても、それが永遠に続くことはありません。

たとえば、結婚で新しい土地に引っ越した場合を考えてみましょう。知り合いが誰もいない環境で寂しさを感じ、ホームシックになることがあります。
ところが、1年もすれば新しい生活に慣れ、気持ちが安定していきます。どんなに辛い状況でも、時間とともに不幸な気持ちは和らいでいくものです。
失恋も同様です。今は胸が締め付けられるほど辛くても、多くの人は半年もすれば前を向けるようになります。
このように、悪いことは永続しません。どんな困難も時間とともに薄れ、やがて新しい希望へとつながっていくのです。
不幸なことが続く人の特徴を変えるきっかけに予祝を
不幸が続く人の特徴を理解したら、その行為をやめましょう。これらの特徴を断ち切り、幸福になる方法を実践していけば自然と変化が現れます。
とはいえ、不幸な状況で一人で実践するのは困難な人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが「予祝」というメソッドです。予祝とは「あらかじめ祝う」ことで良い出来事を引き寄せる方法です。
日本人が昔から行ってきた花見も秋の豊作を願う予祝でした。

この予祝を体験できるのが「予祝5DAYSチャレンジ」です。5日間の無料講義で、1回10〜15分の動画で学べます。
通勤時間などを活用すれば気軽に取り組めます。不幸体質から抜け出したい方は、以下のボタンから、ぜひ挑戦してみてください。
参考文献
Seligman, M E. P., Steen, T. A., Park, N., & Peterson, C. (2005). Positive Psychology Progress: Empirical Validation of Interventions. American Psychologist, 60(5), 410-421.
URL:https://greatergood.berkeley.edu/images/uploads/Seligman-PosPsychProgress.pdf
Emmons, R. A., & McCullough, M. E. (2003). Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of Personality and Social Psychology, 84(2), 377–389.
URL:https://greatergood.berkeley.edu/pdfs/GratitudePDFs/6Emmons-BlessingsBurdens.pdf
University of California, San Francisco. (2025, June 12). Too busy to focus on your happiness? Try daily micro-acts of joy. UCSF News. URL:https://www.ucsf.edu/news/2025/06/430216/too-busy-focus-your-happiness-try-daily-micro-acts-joy
Conoley, C. W., Vasquez, E., Bello, B. D. C., Oromendia, M. F., & Jeske, D. R. (2015, July). Celebrating the Accomplishments of Others: Mutual Benefits of Capitalization. The Counseling Psychologist, 43(5).
URL:https://doi.org/10.1177/0011000015584066
執筆:市村 健太郎(イチケン)