「また続かなかった」
「このままでは人生が終わる気がする」
「逃げる自分を変えたい」
逃げ癖に悩む人は、あなただけではありません。心が限界を迎え、うつ状態になるほど苦しんでいる人がいます。
それでも「このままではいけない」「変わりたい」と思う気持ちがあるなら、そこから人生を変えることは可能です!
そこで、この記事では、逃げ癖によって「もう人生が終わりだ」と思っている方に、次の内容をお伝えします。
- 逃げ癖の末路でうつ病になってしまった体験談
- 逃げ癖が染みついた原因
- 最悪な状況から抜け出す方法
- 押さえておきたいポイント
苦しい状況にあっても、抜け出すヒントを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、逃げ癖を改善するポイントは「ご機嫌でいる時間を増やす」ことです。気分が良いと、自然と前向きに行動できるようになります。
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逃げ癖の末路でうつ病になってしまった体験談

逃げ癖が進行し、うつ病を経験したAさんの体験談を紹介します。
Aさんは、以下の3つの問題に直面しました。
- 逃げた瞬間はホッとしても後からツケを払う
- 新しいことに挑戦するのが億劫になる
- 逃げると人生が遠回りになる
ここからは、Aさんがこの状態に至った経緯を見ていきましょう。
1.逃げた瞬間はホッとしても後からツケを払う
逃げた直後は安心感を得られても、その後に代償を払う場合が多いです。
Aさんは大学4年生のとき、システムエンジニアの会社から内定をもらい、研修を受けていました。しかし、内定研修についていけず、うつ病を発症したそうです。
その結果、内定の辞退を決断しました。辞退した瞬間は「やっと解放された!」と気が楽になったそうです。
しかし、うつ病状態だったため、毎日家でテレビを見るだけの引きこもり生活が始まりました。同じ年の仲間は就職して働いているのに、自分だけが取り残されたような孤独感に襲われたといいます。
現実逃避して楽になったはずが、逃げ癖が身についたことで、自信を失ってしまったそうです。
なお、関連記事「逃げ癖が手遅れになってしまう4つの原因とは?克服して未来を変える方法も紹介」では、逃げ癖について解説しています。手遅れになった原因について知りたい方は、あわせてご覧ください。
2.新しいことに挑戦するのが億劫になる
逃げ癖がつくと「どうせ自分には無理だ」と思い込み、挑戦する気力すら失ってしまいます。
Aさんは内定辞退後、チャレンジ精神を失い、約2年間まともに働けない状態が続きました。何度かアルバイトに挑んだものの、多くがクビになってしまったのです。
そうした経験を繰り返すうちに、「また怒られるんじゃないか」という恐怖心が芽生えました。新しいアルバイトの面接予定があっても前日からびくびくして、当日は逃げてしまったそうです。
たまに勇気を出して登録制のアルバイトに申し込んでも、前日は緊張でうつ状態になってしまいました。
新しいことへの挑戦自体が、Aさんにとって緊張するものになっていたのです!
結局、引きこもり生活に戻り、「自分は何のために生まれてきたんだろう」とAさんは絶望感を抱くようになりました。最終的には、精神病院に入院するほど症状が悪化してしまったのです。
3.逃げると人生が遠回りになる
逃げることでつらい現実から回避し続けると、人生が遠回りになります。Aさんは苦しかった内定研修から逃げることには成功しました。
しかし、手に入れたものは以下のことでした。
- 自信のなさ
- 行動できない自分
- 孤独
そして、約2年間ものニート生活を送ることになってしまったのです。この2年間、何度も「頑張ろう!」と思いましたが、逃げ癖が身についてしまい、なかなか抜け出せませんでした。
「明日からやろう」と後回しにして、結局はやらない日々を過ごしていたそうです。Aさんは2年後にニートを支援する若者自立塾に通うことで、やっと逃げ癖を断つきっかけをつかみ、社会復帰できました。
もし2年前に若者自立塾に通っていれば、この2年間の空白は生まれなかったはずです。逃げて「今は楽になれる」と思っても、結果的には人生が大きく遠回りになってしまいます。
なお、関連記事「逃げ癖でクズだと思ってしまう3つの原因!対処法と立ち直った成功事例も解説」では、逃げ癖にクズだと悩んだ体験談を解説しています。体験談を知って末路から抜け出したいと思っている方は、あわせてお読みください。
逃げ癖の末路でうつ病になってしまった3つの原因

逃げ癖によってうつ病につながってしまった背景には、心と習慣が関わっています。
ここでは、Aさんがうつ病になってしまった3つの原因を紹介します。
- 大きな失敗をしてしまう
- 逃げる習慣が身についてしまう
- 選択肢があるのに「ない」と思い込んでしまう
それぞれ見ていくことで、逃げ癖の末路に至る原因が分かるようになるでしょう。
1.大きな失敗をしてしまう


逃げ癖がある人は不安や恐怖心から行動が慎重になりすぎて、かえって大きな失敗をしてしまうことがあります。
この背景には「心→行動→結果の法則」が関係しています。心の状態が行動に影響し、その行動が結果を生み出すというメカニズムです。
Aさんは、もともと緊張しやすくあがり症な性格です。
過去に3度会社をクビになった経験から「また怒られるかもしれない」という不安を常に抱えていました!
その結果、次のような悪循環に陥ったそうです。
- 心: 失敗を恐れ、びくびくして自信を持てない
- 行動: 思うような力を発揮できない
- 結果: 大した成果を残せない
Aさんは緊張のあまり本来の力が発揮できず、ミスを繰り返してしまいました。その結果、会社に迷惑をかけることになり、3つのアルバイトをクビになってしまったのです。
大きな失敗を何度も経験すると、自信がなくなり、次の挑戦ができなくなるという悪循環に陥ります。挑戦しても失敗し、「自分はダメなんだ」と自己否定を繰り返すうちに、Aさんはうつ病へとつながっていきました。
2.逃げる習慣が身についてしまう
逃げる習慣が身につくと、そこから抜け出すのが難しくなります。Aさんの場合、高校生時代はファミリーレストランでアルバイトを続けられていました。
しかし、大学生から卒業後にかけて、次の3つのアルバイトをクビになりました。
- ラーメン屋
- テレアポ
- コンビニ
この経験によって「仕事をする=また怒られてクビになる」というパターンが心に刻み込まれました。そのため、アルバイトに行く前日になると、緊張が止まらなくなったそうです。
「また失敗するんじゃないか」「またクビになるんじゃないか」という不安が頭から離れなくなりました。
過去にはできていたことでも、一度逃げる習慣がつくと、同じ行動を取るのが恐怖に感じられるようになります。習慣の力は強力で、良い習慣も悪い習慣も、一度身につくと簡単には変えられません。
3.選択肢があるのに「ない」と思い込んでしまう
逃げ癖の末路にいる方は、選択肢がもうないと思い込んでしまいます。Aさんは3回解雇された結果、自分にはもう働ける場所がないと感じてしまいました。
立て続けの失敗で視野が狭まり「自分なんて生きている価値がない」とひどく落ち込み、新しい仕事に挑戦する勇気を失ってしまったのです。
過去に3度会社をクビになった経験から「また怒られるかもしれない」という不安を常に抱えていました!
しかし、冷静に考えれば仕事の数は無限にあります。応募できる求人だけでも1000件以上あったはずです。
それなのに、たった3つの職場でうまくいかなかっただけで「もう申し込んでも意味がない」と諦めてしまいました。
本当は、可能性はまだいくらでも残されていたのです。
逃げ癖の末路になる前に変える方法3選

ここからは、実際にAさんが逃げ癖を意識的に減らせるようになった方法を3つ紹介します。
- アファメーションで心構えを変える
- 環境を変える
- 達成したい目標を鮮明に想像する
「自分には無理かも…」と思っているあなたも、1つずつ試してみてください。
1.アファメーションで心構えを変える
逃げ癖を変えるためには、アファメーションで心の状態を変えましょう。アファメーションとは、「私は〇〇できる」「私は〇〇である」という形で、肯定的な言葉を繰り返し唱える方法です。
Aさんは自己啓発の本を読んでアファメーションを実践したことで、日々の行動や考え方に変化が生まれました。
Aさんが実際に使って効果があったアファメーションは次の通りです。
- 私は新たな自分に進化し続けている
- 私は日々成長し、どんどん良くなっている
- 私は着実に成果を上げている
- 私は今、必要なスキルが身についている
- 私は毎日、幸せになりつつある
これらの言葉を毎日唱え続けた結果、少しずつ変化を感じられるようになりました。1週間後には、図書館で週6日・朝9時から夕方17時まで勉強するようになりました。
そのため、自分はもうだめだと思ったときは、まずアファメーションで心構えを整えることから始めましょう。
なお、関連記事「【完全版】アファメーションの効果的なやり方5ステップ!自分の弱点にアプローチする実践例も紹介」では、アファメーションのやり方について解説しています。より自分に合うアファメーションを作りたい方は、ぜひご覧ください。
2.環境を変える
逃げ癖を変えるためにおすすめな方法が環境を変えることです。
Aさんはアファメーションで心の準備ができたところで、若者自立塾に通うという決断をしました。
若者自立塾とは、ニートの人が社会復帰できるように支援する施設です。若者自立塾で就労支援を積み重ねたことで、3度会社をクビになって失った自信を少しずつ回復できました。
Aさんにとって大きかったのは、若者自立塾で仲間ができたことだそうです。一緒に頑張れる仲間もいて、「ここでなら頑張れるかもしれない!」と思えるようになりました。
同時に、Aさんは「自分が一番苦しい」と思い込んでいましたが、若者自立塾に行って自分より苦しんでいる人がいることに気づきました。この気づきによって、自分は末路にいない、まだまだ自分は恵まれていると見方が変わったそうです。
同じ悩みを持つ仲間や支援してくれる人がいる環境なら、逃げ癖から立ち直れる可能性がぐっと高まります!
なお、関連記事「大嶋啓介の予祝キャラバン講演会・イベントレポート!情熱の2時間(2024年神奈川版)」では、仲間を作るのにおすすめな予祝キャラバンのイベントの様子を紹介しています。仲間を作るきっかけをつかみたい方は、ぜひあわせてお読みください。
3.達成したい目標を鮮明に想像する
逃げ癖を克服するには、達成したい目標を具体的に想像することが効果的です。目標を鮮明にイメージできれば、逃げ癖を乗り越えられるようになります。
Aさんの例を見てみましょう。Aさんは若者自立塾にいる最中、CG映像の専門学校への進学を決めました。
引きこもり時代に毎日見ていたアニメに心を動かされ、次のような気持ちを抱いたそうです。
- 将来はスタジオジブリで働きたい
- 自分もあんな素敵な作品に携わりたい
- 多くの人に感動を与えたい
うつ病が完治していない状態にも関わらず、Aさんは憧れの道に挑戦することを選びました。すると、専門学校では課題のために何度も徹夜することもあっても、逃げようとは思わなかったのです。
達成したい目標を描くことで、逃げ癖よりも強い「やりたい気持ち」が生まれます。
うつ病にもかかわらず、1年間逃げずに卒業制作を作った経験でAさんは自信がつきました。その後は憧れのジブリは諦めたものの、社会復帰でき、今度は一度もクビにならずに働けているそうです。
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逃げ癖の末路になったときに押さえておきたいポイント

逃げ癖を変えたいときに、押さえておきたい以下の3つのポイントがあります。
- すべては習慣が作っている
- 行動の最初が1番エネルギーを使う
- 習慣を変えるのは時間がかかる
これらを知っておくと、自分を変えるヒントになるでしょう
1.すべては習慣が作っている
自分の人生は、すべては習慣によって作られています。「逃げ癖がある」というのも、現実逃避という習慣によって作られています。
たとえば、運転免許更新の会場で働いている人によると、何年かぶりに来る人でも、だいたい以前と同じ席に座るそうです。その人は「人間は変わらないものなんですよね」と話していました。
逆に考えれば「逃げない習慣」を身につければ、逃げ癖から抜け出せるということです!
「自分はダメな人間だ」と責める必要はありません。習慣を変えればいいのです。
良い習慣を作ることで、逃げ癖を抜け出せます。
2.行動の最初が1番エネルギーを使う
逃げ癖から抜け出せない理由は、最初の一歩に最もエネルギーが必要だからです。これは誰にでも当てはまります。
たとえば、以下のような場面です。
- アルバイト初日
- 初めての告白
- 最初の訪問営業
どれもエネルギーを使います。他の事例として、ダイエットから逃げていた人が挑戦するのは難しいです。
CMでおなじみのダイエットジムを思い浮かべてみてください。高額な料金を払うことにも勇気がいりますし、その後はきつい運動と過酷な食事制限が待っています。
しかし、一度その扉を開けて中に入ってしまえば、トレーナーのサポートを受けながら前進していけます。
つまり、最初の一歩が一番重くとも、踏み出してしまえば後は楽になるということです。
3.習慣を変えるのは時間がかかる
勇気を持って行動を始めても、習慣を変えるには時間がかかります。CMでおなじみの高額のダイエットジムに通い始めても、すぐに痩せられるわけではありません。
ダイエットとして成果を出すためには、以下の3つのことを継続する必要があります。
- 運動
- 睡眠
- 食事
なお、習慣を変えるために必要な期間は、3ヶ月だといわれています!
最初の1〜2週間は本当に辛いかもしれません。しかし、3ヶ月続けたら、もう新しい習慣として定着しています。
焦らず、あきらめずに、まずは3ヶ月を目標に頑張ってみてください。
なお、関連記事「潜在意識が変わるときの3つの前兆を紹介!理想を叶えるヒントになる3つの考え方もご紹介」では習慣について解説しています。新しい習慣を手に入れたい方はぜひ、あわせてお読みください。
逃げ癖の末路になる前に改善したい方は予祝をしよう

逃げ癖をどうにかしたいと思っている人には、「予祝(よしゅく)」という方法をおすすめします。これは、叶えたい未来を先に祝うことで、前向きなイメージをしやすくなる日本古来の習慣です。
「予祝」とは文字通り「前もって祝う」ことです。
たとえば、昔の人たちは春に花見をしていました。それは秋の実りを「豊作おめでとう!」と先に喜ぶためだったといわれています。
俳優の武田鉄矢さんにも、予祝にまつわる有名なエピソードがあります。彼が若いころ、夢を抱いて上京したものの思うようにいかず、地元の福岡に戻ったそうです。
すると、母親が「鉄矢の成功、おめでとう!」と声をかけ、一緒に乾杯してくれたそうです。当時の武田さんは不思議な気持ちになったものの、再び東京へ向かった後に本当に成功をつかみました。
この出来事は「お母さんとの予祝が現実を引き寄せたのでは」と語られています。このように、「すでに目標を達成した自分」をリアルに思い描くことで、逃げや後回しの癖から抜け出し、前向きに行動できるようになります。
もし「自分はいつまでこのままでいるんだろう」と感じているなら、予祝を試してみてください。
なお、予祝を実際に体験できるのが「予祝5DAYSチャレンジ」です。登録すると、5日間にわたって予祝の実践法を無料で学べる動画が届きます。
詳しくは、以下のボタンからご確認ください。
執筆:市村 健太郎(イチケン)




