「『既にある』という概念と、その活用方法について知りたい」
「引き寄せの法則でよく耳にする話なので、詳しく学びたい」
「実際に体感するにはどうすればよいか知りたい」
あなたもこのように思っていませんか?「既にある」感覚を潜在意識に腑に落とすことで、引き寄せの法則が良い方向に働くのは確かです。
しかし、多くの人はこの感覚の体感方法を理解していないのではないでしょうか?
そこで、この記事では以下の内容を詳しく解説します。
- 潜在意識を書き換えるには「既にある」感覚が重要
- お金への影響
- 腑に落とす方法
ぜひ参考にして、感覚をつかんでください。
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潜在意識を書き換えるには「既にある」にあり
潜在意識を書き換えるには「既にある」という考え方が鍵です。そのために、押さえておきたい3つのポイントがあります。
- 「既にある」が潜在意識を書き換えるのに重要な理由
- 引き寄せが生まれない原因
- 強い引き寄せを生むためには完了形として書く
- 「既にある」という感覚を持つと引き寄せが起きるワケ
これらについて詳しく見ていきましょう。
1.「既にある」が潜在意識を書き換えるのに重要な理由
「既にある」と潜在意識に腑に落とすことは、人生をポジティブにするための重要なことです。引き寄せの法則では良い感情が良い出来事を引き寄せると言われています。
「既にある」という感覚があるとポジティブになりやすくなります。
一方、この感覚がないと、不満を抱きやすくなります。たとえば、月曜日の満員電車で「また満員かよ!」とイライラするかもしれません。
しかし「既にある」という考えが潜在意識に腑に落ちると、次のように変化します。
「江戸時代は馬車で長時間移動していたけど、現代は電車で短時間で移動ができてありがたい!」
このように解釈することで、ストレスが減ります。この感覚を持つことで心が穏やかになり、自然とポジティブな行動につながって、その結果も良いものに変わります。
この感覚を意識することは、幸せや成功への第一歩です。
2.引き寄せが生まれない原因
引き寄せの法則を実践しても「既にある」という感覚がないと、望む結果を引き寄せらません。それには理由があります。
たとえば、東大医学部に合格したい受験生がいるとしましょう。
- 東大医学部に受かりたい
- 東大医学部に進学して医者になりたい
- 医者になって多くの人を救いたい
なぜなら「あったらいいな」という軽い気持ちでは覚悟が生まれにくいからです。そのため、強い引き寄せを生むためには「既にある」感覚を身につける必要があります。
3.強い引き寄せを生むためには完了形として書く
強い引き寄せを生むためには願望を現在形・完了形で表現する方法が効果的です。成功を手に入れるには行動が必要であり、そのための覚悟が生まれるからです。
たとえば、東大医学部に合格したい場合は以下のように表現しましょう。
現在形・完了形の例 | 完了形の書き方の例 |
~なりつつある | 私は東大医学部合格への道を着実に進んでいます |
~を達成しました。ありがとうございます | 私は東大医学部に受かりました。ありがとうございます |
このように書くことで「東大に合格した自分になる!」と行動する決意を固める内容になっています。すると、本気で取り組もうとするための「願望が既にある」という感覚が少しずつ身についてきています。
とはいえ、覚悟が決まって東大を目指しても「1日12時間勉強するのはしんどい」と感じてしまい、行動が変わらないのが実情です。
「それでも、東大に受かっている自分を演じたほうがいい!」と分かっていても、実際に1日12時間勉強できる人はほとんどいません。
しかし、東大に合格するためには、浪人生ならば1日12時間の勉強が必要です。
3.「既にある」という感覚を持つと引き寄せが起きるワケ
「既にある」という感覚が身につくことで引き寄せが生まれる理由について説明します。たとえば、東大医学部を目指す受験生の例を考えてみましょう。
東大を目指しても、1日12時間勉強できないのは辛くなるからです。そこで、「既にある」という感覚を持って考えることが大切です。
たとえば、海外には貧困のため、勉強したくてもできない人々がたくさんいます。中には、自分で学費を稼ぎながら学校に通う子どもたちもいるでしょう。
それでも、人は勉強したいという強い欲求を持っています。そのような人々と比べれば、勉強できることはありがたいはずです。
学生のうちは、多くの親が次のことを支えてくれます。
- 学費の支払い
- 食事
- 洗濯
- 掃除
潜在意識に「既にある」という感覚を持つことで、次のように感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。
「親が学費を払ってくれて、食事まで用意してくれるなんて本当にありがたい。こんな恵まれた環境で頑張らないなんてあり得ない!」
その結果、成果が生まれ、人生も変わるのです。
「既にある」を潜在意識に腑に落とすことでお金にも影響がある
「既にある」が潜在意識に腑に落ちるとお金にも影響を与えます。その詳細は以下の4つです。
- マイナスに出てくる場合
- プラスに出てくる場合
- 既にあると循環するワケ
- 支払うことに感謝するとお金が循環する理由
それぞれ見ていきましょう。
なお、YouTube関連動画「【「既にある」を上手くイメージするコツ。欲しいもの(願望)があったら「循環」させる…とは【潜在意識の書き換え】」では、「既にある」をイメージするツボとコツについて解説しています。ぜひ参照してみてください。
1.マイナスに出てくる場合
「既にある」を意識すると、お金の潜在意識にも影響を与えます。この意識ができていないと、マイナスの影響を受けてしまいます。
- 認められていないから、頑張らなきゃ
- お金がないから、稼がなきゃ
- お金が足りないから、売らなきゃ
この「足りない」という恐怖心が原動力でした。そのときは、いくら稼ごうと頑張っても「お金が足りない」という現実を作り続けてしまったのです。
「お金がない」と思い続けながら動いていたので、潜在意識の中でも「お金がない」状態だったため、収入が増えなかったのです。もちろん、欠乏感がやる気につながる人もいるので、その考え自体を否定するわけではありません。
2.プラスに出てくる場合
「既にある」という感覚が腑に落ちると、お金に対する潜在意識がプラスに働きます。重要なのは「お金がない」と感じていても、実は「お金は既に十分にある」ことに気づくことが大切です。
たとえば、次のような視点の転換ができます。
「既にある」が潜在意識にない人生 | 「既にある」が潜在意識にある人生 |
親に嫌われている | 実は親から無償の愛を注いでもらっていた |
親が夢に協力してくれない | 学費や生活費を負担してくれていた |
会社の給料が安い | 会社が自分を信じて雇ってくれている |
仕事にやりがいがない | 私は冷静さを保ち、平和な心を持ち続ける人間です |
このように「ない」と思っていたことも、「既に十分ある」と気づけば見方が変わります。これまでストレスに感じていたことも、不満ではなく感謝に変わり、前向きな気分になっていくでしょう。
3.既にあると循環するワケ
既にあると潜在意識に腑に落ちると、お金を失う恐怖から貯めこんだり、奪われていたりという恐怖から逃れられるようになります。
その結果、次の2ステップのように変わるでしょう。
- 不安が消える:心が軽くなる
- 投資や人との時間に前向きになる:会社のために自然と頑張れるようになる
これにより、緊張や不安が軽減され、流れが変わります。ただし「既にある」という感覚を身につけるには時間がかかります。
しかし、その感覚を磨き「お金がない」という解釈を変えることで、やがて「既に十分ある」と感じるようになるでしょう。そうすれば心が穏やかになり、幸せを感じ、人生が変わります。
4.支払うことに感謝するとお金が循環する理由
お金を手に入れるには、望むだけでなく、お金を使う意識を持つことが大切です。お金の使い方に感謝や意識を向けると、お金は自然と入ってきます。
たとえば、スマホ代の請求書を見て「こんなにかかってしまった」と考えると損をした気分になります。しかし、自分でスマホを作るなら、パーツを海外から取り寄せる必要があります。
- スマホのおかげで、たくさんのことが時間が節約できてるんなぁ
- この料金で、これだけ便利な機能が使えるのはありがたいなぁ
このように考えることで感謝の気持ちが湧いて、気分がポジティブになります。ポジティブな気分になると、たとえば接客業している方ならば、悪い気分が良い気分に変わり、結果的に良い気分で接客することが売り上げに繋がります。
他にもストレスでやけ酒など衝動買いでお金を使ったりすることがなくなるでしょう。その結果、無駄な支出が減り、本当に必要な投資にお金を使うことができて、お金が増えます。
4-1 循環の効果
「既にある」という感覚を持つと、恐れから過度に節約することがなくなります。たとえば、病気や子供のために費用を想定して節約しすぎると、実際に何かが起きてしまうことがあります。
たしかに、子供のために適切な貯蓄は大切です。ただし、ネガティブな感情を過度に乗せすぎないことが重要です。
自分が誰かを誉めると、自分も誉められます。悪口を言うと、悪口が返ってくるようにエネルギーは巡ります。
自分が誰かに時間を使えば、誰かが自分の時間を使ってくれます。お金も過度にためすぎなくても、使った分はまた戻ってきます。
そのため、心配し過ぎることはありません。
会社の仕事でも、エネルギーを制限するとそのエネルギーが返ってきます。全力で働けば、会社もそれを認めてくれるようになるでしょう。
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「既にある」を潜在意識に腑に落ちるように導く考え方
潜在意識に「既にある」を体験する方法は以下の3つです。
- 感謝を大前提にする
- 起こった出来事に意味があると考える
- 親の愛に感謝する
それぞれ見ていきましょう。
1.感謝を大前提にする
「既にある」感覚を身につける方法は、感謝することです。
とくに「これがあって当然」と感じることに疑問を持ちましょう。この感覚は、不満の原因になることがあります。たとえば、スマホがなかったことを想像してください。
もしスマホを自分で作ろうとしたら、電柱をたてることから始まります。部品とかもそろえて自分で作らなきゃいけません。
実際のところ、現在の小型のスマホが完成するまで、研究者たちは膨大な時間を費やしてきました。
月額1万円でも感謝すべきかもしれません。しかし、感謝の気持ちがなければ次のように不満を感じるでしょう。
- スマホ代が高すぎる
- もっと節約したい
- 料金プランは他に何か知りたい
しかし「スマホのおかげでこれだけ便利な生活が送れる」ことを感じるようになると、不満は薄れていきます。
江戸時代には連絡を取るのに飛脚を使い、何日もかける必要がありました。今の時代は、スマホがあって当たり前に思ってしまいがちですが、すでに十分の恩恵を受けているのです。
2.起こった出来事に意味があると考える
起こった出来事に意味があると考えることは大切です。不運なことも意味を見出すことで、前向きな気持ちに変わるからです。
たとえば、徳川家康が豊臣秀吉の命令で三河から江戸に移りました。徳川家康は最初は、この命令に抵抗を感じたかもしれません。
しかし、江戸に来てみると良い環境であることに気づき、これを将来のチャンスと捉えました。
今思えば、この出来事によって江戸幕府の基盤につながったのです。起こった出来事をチャンスと捉えることで、理想の未来に近づきやすくなります。
3.親の愛に感謝する
既にある感覚を育むために、親への感謝が大切です。親の愛のおかげで、今の自分が存在していると腑に落とすと「既にある」感覚が芽生えます。
親と関係が良くないと感じていても、親はあなたが大人になるまで無償で次のような支援をしてくれたはずです。
- 食費
- 教育費
- 習い事の費用
- 衣服代
たとえば、大学まで進学した場合、親が負担する教育費はすべて私立の場合は2,000万円を超えることもあります。もし愛されていなかったなら、これほどの負担を背負うことはなかったでしょう。
【実践編】「既にある」を潜在意識に腑に落とす方法2選
「既にある」を潜在意識を腑に落とす方法は2つあります。
- 感謝の気持ちをノートに書く
- 両親への手紙を書く
それぞれ詳しく解説していきます。
1.感謝の気持ちをノートに書く
「既にある」と潜在意識に腑に落とす方法は、感謝の気持ちをノートに書くことです。感謝すると「足りない」と思っていたものが、実は十分与えられていると気づけるからです。
そのために、感謝の気持ちをノートに毎日3つ書きましょう。書くテーマは自由です。
以下の例を参考にしてください。
感謝すべきもの | 感謝をノートに書いた事例 |
お金 | お金があるおかげで生活できてありがたい |
衣類 | 洋服のおかげで冬でも風邪を引かずにすむ |
パソコン | パソコンのおかげで多くの仕事がこなせる |
このように書いていくと不満に思っていたことも感謝に変わります。
3.両親への手紙を書く
両親に感謝の気持ちを伝えると「既にある」感覚が、さらに芽生えます。その方法として、とくに手紙がおすすめです。
なぜなら、手紙を通して自分がどれほど愛されていたかを実感できるからです。
手紙を書く際のイメージは、結婚式で女性が両親に手紙を読む場面のように書きます。たとえば「お父さん、お母さんのおかげで私は幸せです。ありがとう」といった内容を盛り込みます。
手紙を書いたあとは、可能であれば両親に直接伝えましょう。実際に会えない場合は、電話でも構いません。
この一言を言って、両親の返答を聞くだけで心のブロックが解放され、セルフイメージが一気に高まります。自分がどれほど愛されているか、すでに十分に幸せだと感じることができるでしょう。
ぜひ試してみてください。
ちなみに「既にある」感覚を身につけたい方には、予祝5DAYSチャレンジがおすすめです。登録すると、5日間にわたって予祝を学べる動画が無料で届きます。
動画で用いられているワークを実践すると、セルフイメージが一気に高まります。ぜひ、以下のリンクから1日だけでも試してみてください。
潜在意識に「既にある」を腑に落として理想の未来を引き寄せよう
「既にある」を潜在意識に腑に落とすためには、感謝の気持ちをノートに書くことが大切です。とはいえ、どのように書けばよいか分からない方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが予祝メソッドです。予祝とは、未来の成果をあらかじめお祝いすることで、ポジティブなエネルギーを引き寄せる方法です。
予祝メソッドには「既にある」という感覚を実感できるワークを取り入れています。以下の「予祝5DAYSチャレンジ」では、5日間で予祝を学べる動画が届きます。
動画の4日目には「既にある」をテーマにしたワークを実践できます。